サンショウウオの観察

 私は、毎年冬の時期になるとサンショウウオを探すのが恒例のイベントとなっているのですが、今年は2月に島根県へ足を運び、イワミサンショウウオという種類のサンショウウオを観察してきました。
 なぜ島根県まで行ってきたかと言うと、昨年の2月にドライブで島根県まで行った際に、ダム湖の管理道沿いで偶然、繁殖地となっている水溜りを見つけたのですが、その場所では沢山の卵が確認されていたので、成体のサンショウウオはどれくらいの数が集まっているのか気になり、今年もその場所へ訪れることにしました。
 サンショウウオは夜行性なので、実際に活動してる姿を見るために夜に現地へ着ける様、時間を調整して車で向かいました。
 そして実際に現地で観察をしてみたところ、成体のサンショウウオが水の底を歩いている様子が見られ、合計で7匹の個体を捕まえることが出来ました。
 サンショウウオは希少な動物なので、捕まえた個体は暫く観察してから直ぐ元の場所へ返しましたが、多くの個体が生息している様子を実際にこの目で見られたので、とても良い時間を過ごせたなと思います。
 また来年もこの場所へ観察に行けたら良いなと思います。

関連記事

梅干し

正倉院展