正倉院展

 昨年の11月に、前から行きたかった正倉院展に行ってきました。

 正倉院展は、毎年秋に2週間くらい開催されて、必ずニュースになる有名な展覧会です。奈良の東大寺にある正倉院の宝物が、奈良国立博物館で展示されます。

 宝物は、奈良時代の聖武天皇の愛用品などで、調度品や服飾品、仏具などです。

 宝物は約9000点あるそうで、毎年約60点が選ばれて展示されるので、年によって展示品が変わります。そのため、毎年通うマニアの人も結構いるようです。

 コロナになってから予約制になり、事前に日時を予約する必要があります。予約制になってから混雑がマシになったようですが、それでも予約時間前に行くとかなりの行列ができていました。

 入ってからもかなりの人で、展示品に近づくまで時間がかかりました。中には単眼鏡を持ってきている人もいて、少し離れたところから単眼鏡を使って見ている人が結構いました。

 近づいて宝物を見ると写真で見るよりも綺麗で、1200年以上前のものが綺麗な状態で残っていることに驚きました。精巧な宝物もあって、昔の人の技術の高さにも驚かされました。

 人が多くて大変でしたが、実際に自分の目で見ることができて良かったです。もし、正倉院展に行く機会がある方には、単眼鏡を持っていくことをお勧めします。

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