この時期になると桜の開花情報がちらほら出てきます。今年は、全国的に平年よりかなり早い開花となるようです。
 3月11日に全国で最初となるソメイヨシノの開花が広島で観測されました。これは広島で最も早い開花だった2004年の3月19日の記録を大幅に塗り替え、観測史上最も早い開花となりました。昨日は、東京でも開花情報がありました。今週には西日本、東日本で次々と開花情報が発表されそうです。
今年は、北海道以下では、開花・満開時期は平年よりかなり早そうです。

 日本では、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ、エドヒガン、チョウジザクラ、マメザクラ、タカネザクラ、ミヤマザクラ、クマノザクラの10種を基本にして、変種を合わせると100種以上の桜が自生しています。一重咲きや、華やかな八重咲などがあります。
 一重咲きは、花びらが5枚ついた咲き方で、桜の花びらの基本的なつき方といわれています。たくさんある桜の品種の中でおよそ6割が一重咲きのようです。
 八重咲は花びらが10枚以上あるものを指します。
 私たちが一番見慣れているソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンを交配させてつくられたといわれています。日本の桜の約80パーセントを占めています。
 開花情報はソメイヨシノをさしていますが、早咲きの河津桜などは2月頃から咲き始めます。その後を追うように次々と3月末くらいからソメイヨシノ、八重桜の種類が咲き続けるので、5月くらいまで、桜を楽しむことができます。
 今年も満開の桜を見るのが楽しみです。

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