高校野球で感じたこと

今年の高校野球は第100回の記念大会に相応しく、北大阪の桐蔭高校と秋田の金足農高の東西決戦となりました。桐蔭高校が勝てば春夏の連覇。金足農高が勝てば東北初の悲願の優勝であったようです。また、公立校では久しぶりの決勝進出であり、何かと話題の多い大会であったようにも思います。今年の高校野球で私が感じたことは、日本の多くの高校野球ファンが、また、高校野球ファン以外の多くの人々が秋田県の金足農高を、いや東北の金足農高を応援していたのではないのでしょうか。その一つに、金足農高の関係者が、ここまで残れるとは思っていなかったので資金が足り苦しいとのコメントに、全国から1億9千万円以上の寄付が寄せられているとか。学校としてもこの寄付金の使用に関し、慎重に取り扱いますとの発表が印象的でした。また、もっと印象的だったのが金足農高の校歌斉唱でのシーン。「とにかく大声で歌い、歌う姿勢の反り返り度が半端ない」この事を訊ねられた際の監督の説明では、日頃から「全力の挨拶」を指導しているとの事。それと同じで校歌斉唱も「全身全霊で心を込めて歌う」の結果が反り過ぎる大声の校歌斉唱となったようです。今年の夏、甲子園に駆け付けた高校野球ファンが、また、テレビを見て応援した多くの人々が、この爽やかな姿勢に、同じ感動があったことと思います。

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